利用者の多い鉄道路線
ユーレイルパスを(オプションのひとつとして)利用した旅の準備を進めるのは楽しいものですが、旅行の計画を立てるのは時に大変でもあります。ハイシーズンの出発を計画している場合はなおさらでしょう(ヨーロッパの夏はもちろん美しいですが、旅行者もかなり多くなります)。
ですが、ご心配は無用です。ユーレイルが完璧な旅行の計画に役立つヒントをお教えします。その方法は、地域鉄道を利用して、ヨーロッパの知られざるスポットを見つけるというものです。
計画で何よりも重要なポイント:座席の予約
ハイシーズンには、人気路線の列車は混雑する可能性があり、一部の列車の座席はすぐに満席になります。このため、特に後述する列車については、できるだけ早く座席を予約することをお勧めします。
- 座席指定は必須ですか?
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場合によっては必須です。ヨーロッパで最も利用者が多い路線を運行する高速鉄道、直通列車、夜行列車では通常、座席の予約が必要です。事前に座席を予約しておくと、座席数が限られている列車を運行する鉄道会社が利用状況を管理し、確実に座席を確保できるようになります。
- 座席の予約には追加料金がかかりますか?
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状況によります(歯切れが悪い回答ですみません)。一部の鉄道会社では、予約は無料ですが必須となっています。その他の鉄道会社は必須ではありませんが、追加料金を払って予約すると確実に座席を確保できます。予約の選択肢を確認したい場合、または必須の座席予約を行いたい場合は、『ユーレイル時刻表 (Eurail timetable)』で旅程と乗車する列車を確認できます。その後、指示に従って弊社のウェブサイトや他のプラットフォームで座席を予約できます。
予約の詳細については座席予約の早分かり解説をご覧ください。
- 座席予約が不要な電車に乗るにはどうすればよいですか?
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ほぼすべての高速列車または直通列車に予約が不要な代替交通手段があります。これらの地域鉄道を利用すると、移動にかかる時間は長くなりますが、違いが数分程度の場合もあり、素晴らしい景色を眺めることができます。時間が許せば、高速鉄道の停車しないあまり知られていない町に数時間立ち寄り、探索することもできます。
座席予約が不要な列車を見つけるには、弊社時刻表で「座席予約不要」フィルターを使用しましょう。
人気の鉄道サービス
- 日中運行列車
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ヨーロッパで過ごす夢の休暇を想像してみましょう。何が思い浮かびますか?一番に思い浮かぶのは、パリのエッフェル塔、ベルリンのブランデンブルク門、ロンドンのタワーブリッジなどですが、他の人も同じで、どこも人気のスポットで、観光客が多数集まります。ヨーロッパでは、他の鉄道路線よりも利用者が格段に多い路線があります。こうした混雑しがちな路線の多くは直通の高速鉄道で移動できますが、座席数に限りがあるため、これらの列車では通常座席の予約が必要です。以下は、ヨーロッパで最も需要が高く、混雑しがちな路線とサービスのいくつかです。
- SNCF
- TGV パリ – バルセロナ
- TGV リリア (Lyria) パリ – スイス
- TGV パリ – ミラノ
- ユーロスター(旧タリスを含む)
- SNCF + DB
- ICE および TGV フランクフルト/ミュンヘン – パリ/マルセイユ
- DB
- ICE アムステルダム – フランクフルト
- ICE ブリュッセル – フランクフルト
- ICE ドルトムント – ケルン – フランクフルト – ニュルンベルク – ウィーン
- ICE ハンブルク/ベルリン – ニュルンベルク – ウィーン
- IC アムステルダム – ベルリン
- IC ハンブルク – コペンハーゲン
- ハンブルク、ベルリン、ミュンヘン、フランクフルト、ケルン、ルール地方間の ICE 路線
- CD
- ユーロシティ ベルリン – ドレスデン – プラハ
- ユーロシティ ベルリン – プラハ – ブラチスラヴァ – ブダペスト
- ÖBB
- レイルジェット チューリッヒ – ウィーン – ブダペスト
- レイルジェット ミュンヘン – ウィーン – ブダペスト
- レイルジェット プラハ – ウィーン – グラーツ
- ユーロシティ ブレンナー (Eurocity Brenner) ブレナー ミュンヘン – インスブルック – ヴェローナ/ボローニャ/ヴェネツィア/リミニ
- ユーロシティ フランクフルト – ザルツブルク – フィラッハ – リュブリャナ – ザグレブ
- SNCF
- 夜行列車
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ヨーロッパを横断する手段として夜行列車の人気が高まっています。旅行者は貴重な日中の時間を節約して目的地の探索に費やしたり、ホテル代を浮かせてお金を節約したりするのに役立ち、車内のフレンドリーな雰囲気が楽しみという利用者も多数います。
ただし、夜行列車は人気があり、特に夏季には空席を見つけるのが難しい場合があります。また、夜行列車は24時間に1本しか運行されないため、これに乗れないとすれば日中に同じルートを走る列車に乗るしかありません。ヨーロッパで最も人気の夜行列車には以下のようなものがあります。
- NJ アムステルダム/ブリュッセル – インスブルック/ウィーン
- SJ ベルリン – ハンブルク – マルメ – ストックホルム
- NJ ミュンヘン/ウィーン – アンコーナ/ローマ/ミラノ/ラ スペツィア
- NJ シュトゥットガルト/ウィーン – ヴェネツィア
- NJ ハンブルク – バーゼル – チューリッヒ
- NJ アムステルダム – バーゼル – チューリッヒ
- EN シュトゥットガルト – ミュンヘン – ザグレブ – リエカ
座席車両を選択することもできます。一晩中しっかり寝たい場合に最も快適な手段とはいえませんが、通常は寝台などより空きが多く、予約がしやすくなります(予約料の節約にもなります)。アムステルダム、ハンブルク、ベルリン、プラハからバーゼルやチューリッヒへ向かう夜行列車など、一部の夜行列車には予約が必須ではない座席付きの車両があります。これらはドイツの「通常の」インターシティ列車として運行され、時刻表の IC/EC 表示によって識別できます。
ユーロスターでロンドンからブリュッセルへ、さらにパリやアムステルダムへ
こうした高速鉄道での旅は快適ですが、予算を抑えたい旅行者にとっては座席予約料が少し高価に思えるかもしれません。また、座席予約がすぐに売り切れてしまうこともあります。ユーロスター(旧タリスを含む)を使わずに旅行する場合には、こんな方法が使えます。
ユーロスターは、ヨーロッパ大陸から英国に列車で向かう唯一の方法です。インターレイル グローバルパスはロンドンからブリュッセル、パリ、アムステルダムへの旅行に使えますが、これらの都市への座席予約はすぐに(ハイシーズンの場合は数か月前に)売り切れてしまいます。ご希望のルートと日付の座席に空きがない場合は、最も運行本数が多いブリュッセル - ロンドンまたはリール - ロンドンの座席を検索することをお勧めします。
リールやブリュッセル以外の都市に移動する場合は、海峡を渡った後、別の手段で目的地に向かいます。
または、ステナラインフェリーでハリッジ(イギリス)とフク ファン ホラント(オランダ)の間をユーレイルパスホルダー限定の30%割引を利用して旅行することもできます。その後は、座席予約なしで地域鉄道を利用してオランダ国内へ移動したり、ロッテルダム、ブリュッセル、パリ間を移動したりできます。
パリまたはアムステルダムへの代替移動手段
- ブリュッセル - パリ(モブージュ (Maubeuge) 経由)
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ユーロスター(旧タリス)列車が満席の場合、または予約費用を避けてお金を節約したい場合は、地域鉄道TERの列車を利用して数回乗り換えます。時刻表でブリュッセル発パリ行きを検索する場合、「座席予約不要」フィルターをオンにすると、2回または3回の乗り換えを含む接続が表示されます。
午後にモブージュ経由で2回乗り換えることをお勧めします。とっておき情報:モブージュ - パリ間の直行の TER 列車は古いインターシティ車両を使用しており、乗り心地は快適です。また、モブージュは「やりたいことリスト」の常連、スカイダイビングを体験するのに最適な場所で、スリルを求める方にぴったりです。モブージュのスカイダイビングで本物の冒険を体験しましょう。インストラクターの助けを借りて飛び降りることも、自分でスカイダイビングの加速トレーニングを受けることもできます。
- リール - パリ(アミアン経由)
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リール フランドルで時刻表を分けて検索:「座席予約不要」フィルターを使用してブリュッセルからリール フランドル (Lille Flandres) までの列車を検索し、別の画面でフィルターを使用せずにリール フランドルからパリまでの区間を検索します。こうすると、リール フランドル - パリ間では TGV 列車が頻繁に運行されており、一般にユーロスター(旧タリス)列車よりも本数が多く料金も安くなることが分かります。ブリュッセルとリール間では、通常のインターシティ列車を利用できます。
フランス北部の趣ある町、アミアンを通るルートがおすすめです。移動中に時間があれば、アミアンの中世ゴシック様式の大聖堂を訪れ、『地底旅行』を記した伝説の SF 作家、ジュール・ヴェルヌの家「メゾン・ド・ジュール・ヴェルヌ」に立ち寄って、歴史に思いを馳せてみましょう。
- リール - アムステルダム(ロッテルダム経由)
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「座席予約不要」フィルターを使用して、時刻表でリールからアムステルダムまでの列車を検索します。地域鉄道を利用する方法はいくつかありますが、オランダで2番目に大きな都市ロッテルダムを体験できるルートを強くお勧めします!
滞在時間が数時間でも1日でも、ロッテルダムには、近代建築やマンハッタンスタイルの高層ビルから、マルクトハル (Markthal) での多種多様な各国料理まで、見どころがたくさんあります。子供連れの旅行なら、ロッテルダム動物園がお勧めです。動物園のアザラシの展示を見ていると時間を忘れてしまうかもしれませんが、バスで行くだけの価値はあります。
アムステルダムからフランクフルトやベルリン、以遠への代替移動手段
- アーネムとデュイスブルク経由
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アムステルダムからフランクフルト(またはマンハイムやミュンヘンなどフランクフルト以外の都市)に向かう場合は、アーネムとデュイスブルクを経由することをお勧めします。アーネム - デュイスブルク/デュッセルドルフ間を別途検索し、「予約不要」ボタンをオンに切り替えます。
アーネムですぐに列車を乗り換えることも、途中下車して街の魅力を満喫することもできます。アーネムを探索する場合は、フェルウェズーム (Veluwezoom) 国立公園をポスバンクまでハイキングまたはサイクリングして自然に浸りましょう。紫色のヘザーの丘が美しく咲き誇る丘は、SNS への投稿の背景にぴったりです。その後は市内中心部に向かい、美味しい食事をとり、その後列車でデュイスブルクへ向かいます。
活気のあるドイツの文化都市デュイスブルクは鉄鋼の製造で有名で、世界最大の内陸港を擁します。かつての工業用地に建てられたインタラクティブなアートインスタレーション、鋼鉄製の曲がりくねった階段を歩けるジェットコースターのような「タイガー&タートル」の上を歩いてこの街を体験しましょう。乗り継ぎの一休みに最適な場所で、さらに市内を一望できる最高のビューポイントでもあります。インナーハーバーに向かい、水辺のビストロでリラックスしながら次のフランクフルト行きの列車を待ちましょう。
- ハイデルベルクで寄り道
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ミュンヘンに向かう途中、ハイデルベルクで寄り道してみましょう。
ドイツの主要観光地にとどまらず、旅程にハイデルベルクを加えてみましょう。古橋を渡って街を横切り、ハイデルベルク城で1日を過ごします。かつて城の端から端まで軍隊を密かに輸送するために使用されていた隠し通路や、壮麗な王室の儀式が行われていた印象的なルネサンス様式の皇帝の間もぜひお見逃しなく。
城内にひっそりと佇む薬剤師博物館を訪れ、内なる化学魂を解き放ちましょう。ここを離れる前に、容量20万リットル以上の18世紀の巨大なワイン樽、ハイデルベルク大樽に立ち寄り、最後にセラーでワイングラスを傾けてくつろぎます。
- ドラッヘンフェルス経由でバーゼルまたはチューリッヒへ
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アムステルダムからフランクフルト、その先のマンハイム、またはさらに南のスイスへ旅行する場合は、アーネムとデュイスブルクを経由することをお勧めします。
デュイスブルク/デュッセルドルフとバーゼルまたはチューリッヒ間は、ICE 列車を利用して迅速に移動できます。ただし、ユーロシティ (EC) 列車はライン渓谷を通る風光明媚なルートを通り、1 等 (1st class) パスがあればスイスパノラマ車両の座席を予約できます。ライン川沿いのどの町でも乗り降りでき、地域のブドウ畑や城を探索できる移動方法を探すには、アーネムとマインツ間のルートを検索する際に「地域鉄道およびローカル列車」フィルターをオンに切り替えてください。
とっておき情報:ライン渓谷で最も美しい景色を眺めるには、歴史あるドラッヘンフェルス山岳鉄道に乗りましょう。ケーニヒスヴィンター駅から徒歩圏内にあるこの短距離路線で、チケットは「Drachenfelsbahn」のカウンターで購入できます(注:この鉄道はユーレイルパス/インターレイルパスでは乗車できません)。
「ドラゴンの岩」を意味するドラッヘンフェルス山は、J・R・R・トールキンのファンに最適な場所です。ゲルマン人の伝説によると、有名な英雄ジークフリート(古北欧神話では「シグルズ」とも)は、この山の中にある宝が詰まった洞窟を守っていたファフニールと呼ばれる強力なドラゴンを倒しました。ファフニールは、トールキンの『ホビットの冒険』に登場する恐ろしいドラゴン、スマウグの発想の源となりました。
- ヴェルニゲローデ経由でベルリン
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ベルリンからわずか数時間の距離にあるヴェルニゲローデ(ドイツのハルツ地区)に立ち寄ると、大都市に向かう前に休憩し、魅力的な中世の通りを探索する機会が得られます。カラフルな木骨造りの家々、中世の市庁舎、歴史的な市場広場があるヴェルニゲローデには、素晴らしい風景があふれています。スケジュールが許せば、ロマンチックなヴェルニゲローデ城と、2.95メートルの隙間に建てられ、かつて11人が暮らしていた市内最小の家クラインステス ハウス (Kleinstes Haus) も訪れましょう。
その他にも、ヴッパータール(ノルトライン ヴェストファーレン州の都市)、ポルタ ヴェストファーリカ近くのカイザー ヴィルヘルム記念碑、美しい町デトモルトなど、ベルリンへ向かう途中に立ち寄る価値がある街は多数あります。これらの目的地を見つけるには、時刻表の「+ 経由」ツールを使用してください。
パリからバルセロナへの代替移動手段
- ラトゥール ドゥ カロル経由の夜行列車
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夜行列車でフランスを旅し、ピレネー山脈で目覚めるとスリルとロマンスを体験しましょう。パリから夜行列車でアンテルシテ ド ニュイ (Intercités de Nuit) に乗り込み、ラトゥール ドゥ カロル (Latour de Carol) まで移動し、市内を探索した後、ロダリエス (Rodalies) 地域鉄道に乗りバルセロナへ向かいます。夜行列車からの眺めは息をのむほど素晴らしく、ヨーロッパで最も標高の高い鉄道峠の1つを通過するルートでもあります。
パリやバルセロナの喧騒から離れたラトゥール ドゥ カロルは、フランスとスペインの国境に近く、ピレネー山脈の麓にある魅力的なフランスの村です。ベッド&ブレックファーストやリゾートに数日間滞在することをお勧めします。町の石畳の通り、趣のある石造りの家、豊かな緑、ロマネスク様式の教会が、おとぎ話の世界へいざなってくれます。
とっておき情報: 「ジョーヌ鉄道 (Train Jaune)」に乗れば、ピレネー山脈を巡る美しい旅を楽しめます。この特別列車はラトゥール ドゥ カロルから出発し、素晴らしい山脈の斜面に沿って運行します。
- ペルピニャン経由
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このルートでは、パリからペルピニャンまで TGV に乗り、その先は地域鉄道に乗ってバルセロナに向かいます。ペルピニャン - バルセロナ間を個別に検索し、「高速鉄道」フィルターの選択を解除しましょう。
13世紀のマヨルカ王国の首都ペルピニャンは、海岸からわずか15キロメートルの距離にあります。近くのビーチで日光浴をして一日を過ごしたり、マヨルカ王宮殿でタイムスリップしたりすることをお勧めします。城塞の門をくぐりながら、ロマネスク様式とゴシック様式が融合した独特の建築をゆっくりと眺め、中世の城を探訪しましょう。夏には豪華な中庭でさまざまなパフォーマンスが開催され、城のアパートメントでは厳選されたアートコレクションやデザイナーのショーケースが頻繁に開催されます。
とっておき情報:ペルピニャン - バルセロナ間をローカル列車で旅し、パリからの旅で訪れるべき最も美しい地域の1つ、ポルトボウに立ち寄りまましょう。海岸沿いの崖やピレネー山脈下部の景色は、寄り道する価値があります。
ミラノからチューリッヒ、以遠への代替移動手段
- ルガーノ経由
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ミラノ - チューリッヒ間を結ぶ列車を検索する際、「座席予約不要」のフィルターをオンに切り替えると、ルガーノを経由する代替ルートの所要時間はミラノ - チューリッヒ間の直行列車とほとんど変わらないことがわかります。ミラノ - ルガーノ間は直通列車に乗り、ルガーノからチューリッヒまでは座席予約不要のインターシティ列車に乗ります。
氷河湖にちなんで名付けられたルガーノには、水中での楽しいアクティビティから美術館、公園、ハイキングコースまで、誰もが楽しめるアトラクションが揃っています。モンテ ブレ山へのハイキングで1日を始め、風光明媚なパノラマの展望台に立ち寄り、広大な湖の景色を眺めましょう。身体を動かしたい気分なら、山頂から始まるマウンテンバイクトレイルを辿ったり、ケーブルカーに乗って市内に戻ったりするのがお勧めです。小さな子どもたちにこの国の驚異を紹介するには、スイスの見どころをミニサイズで再現したスイスミニチュアが最適です。本好きの方なら、ヘルマン・ヘッセ博物館で、1946年のノーベル文学賞受賞者ヘルマン・ヘッセの生涯を詳しく学べます。
- カデナッツォ経由
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観光客が行かないような場所へ足を伸ばすには、「列車のタイプ」フィルターで「インターレギオ (Interregio) および高速列車」と「地域鉄道およびローカル列車」のみを選択します。混雑した駅や必須の座席予約を避けて、ローカル列車のみを使用する旅程が表示されます。カデナッツォ経由のルートをお勧めします。
丘陵地帯に位置するカデナッツォは、周囲の美しい景色を眺めながら立ち止まって気力を養うのに最適な場所です。数時間かけて探索したい場合は、近くのリベラからモン タマロへ向かうケーブルカーに乗りましょう。ケーブルカーは海抜1530メートルの高さにあるレストランに到着し、ここからハイキングかマウンテンバイクで標高1962メートルの頂上「タマロ サミット」まで登ることができます。晴れた日には、山頂からモンテ ローザ山塊を眺められます。夏のトボガンラン、ジップワイヤー、アドベンチャーロープパークなど、ご家族で楽しめるアクティビティがたくさんあります。
ハンブルクからコペンハーゲンへの代替移動手段
- フレンスブルク経由
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「予約不要」フィルターをオンにして、ハンブルク - フレンスブルク間の地域列車を選択します。この列車はフレデリシア(デンマーク)で予約不要のインターシティに接続し、ここからコペンハーゲン行きの国内列車に乗車できます。
フレンスブルクは、海を愛し、海洋の歴史についてもっと学びたい人にとって必見の場所です。フレンスブルク市立博物館を訪れ、古い海図、商船建造のためのスケッチ、さまざまな商船の複雑な模型、航海計器などを鑑賞しましょう。そこから、ムゼウムス ヴェルフト (Museumswerft) に向かい、ボート製作のワークショップに参加し、氷河期の湧き水で作られた市内のフレンスブルガーフリップトップピルスナー片手にくつろぎのひとときを過ごします。
- ニービュル – トンダー – ブラミング経由
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この知る人ぞ知るルートは「予約不要」ボタンをオンにすると表示されますが、「+ 経由」オプションにトンダー (Tønder) またはニービュル (Niebüll) を追加することをお勧めします。ニービュル、トンダー、ブラミングを経由するこのルートでは、デンマークの田園地帯と昔ながらのディーゼル列車を眺める楽しみが待っています。
自然愛好家に最適なルートです!ドイツとデンマークの国境近くに位置する町ニービュルは、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン地方の野生動物や風景を発見するのに最適な場所です。ニービュル自然史博物館に向かい、ミツバチからオオワシまで、この地域の動物について学び、ヒンデンブルクダム橋を渡ってズィルト島に移動します。ワッデン海の息を呑むような景色と、独特の赤みがかった崖や岩層で知られる野生動物保護区モルスム クリフ (Morsum-Kliff) を探索するチャンスもお見逃しなく。
ユーロシティ ブレナー (Eurocity Brenner):ミュンヘン - インスブルック - ヴェローナ/ヴェネツィア/ボローニャ/リミニ
ブレンナー峠を越える風光明媚なこのルートでは、特に夏季に旅行者が増えます。予約は必須ではなく、このルートで国境を越えてイタリアに向かうユーロシティ列車でのみ追加料金を支払って予約を行う必要があります。
ただし、すべての座席が売り切れた場合(人気路線なので起こり得ます)は、立ったり床に座ったりして乗車せざるを得なく、快適とは言えません。そのため、座席の予約や追加料金の支払いが不要で、風光明媚なルートを通る以下の地域鉄道を選ぶことをお勧めします。これらのオプションで、快適な旅を楽しむことができます。
ミュンヘンからインスブルック、ヴェローナ、さらにその先への代替移動手段
- ブレンネロ経由
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予約や追加料金を回避するには、Rail Planner で「予約不要」フィルターを使用してインスブルックとヴェローナ間のルートを検索するのが一番です。ブレンネロで1回のみ乗り換えが必要な地域鉄道のルートが見つかります。
イタリアとオーストリアの国境に位置し、オーストリアアルプスの麓に位置するブレンネロは、景観が素晴らしいイタリアのコミューンです。街を歩き回って美しい山々の景色を眺めたり、ショッピングの後はカフェやレストランでリラックスしたりしましょう。ブレンネロのアウトレットセンターではお得な掘り出し物がきっと見つかります。
- リエンツ経由
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混雑するブレンナー列車を避けたい場合は、シュピッタール ミルシュテッターゼー (Spittal-Millstättersee) からフォルテッツァ (Fortezza) までの風光明媚な路線をリエンツで乗り換えて利用できます。このルートの地域鉄道は予約が不要で、ドラヴァ渓谷とプスター渓谷を通って南チロルに向かいます。
リエンツで2日間ほど過ごし、のどかなアルプスの休日を体験しましょう。夏にはリフトに乗って豪華な山の景色を満喫し、冬にはツェッタースフェルト (Zettersfeld) とホッホシュタイン (Hochstein) のゲレンデで何キロにもわたって広がる白銀の上でスキーを楽しめます。季節を問わず、翌日はガリッツェン渓谷の滝のトレイルのハイキングがお勧めです。ハイキングの所要時間はわずか1時間で、アドベンチャープレイエリアもあり、子供連れの旅行には最適です。残りの日は中世の町並みが残るリエンツの中心部を探索して過ごしましょう。
通貨の変更
カートに入れたパスの通貨を変更することはできません。パスを削除してからウェブサイトのヘッダーの通貨を変更してください。