パリ
最高のパリを体験しましょう
パリは他のどの場所よりも想像力を掻き立ててくれます。光、贅沢、芸術の都であり、すべての期待を叶えてくれるアイコンです。広い大通りを歩いたり、傑作を間近で見たり、1杯のワインに酔いしれたり。きっと離れずらくなるでしょう。
人気観光スポット
パリ周辺を散策する上で知っておくと良いのが、中心部かららせん状に20の番号が振られた アロンディスマン (arrondissement)(行政区画)でできているということです。多くの観光名所はセーヌ川沿いの地区に集まっています。パリの名所を効率良く廻ってもらうため、地区ごとの人気スポットと道案内をご紹介します。
- 1区(ルーヴル: Louvre)
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ルーヴル美術館 (Musée du Louvre) でモナリザの目を見つめ、世界で最も素晴らしい芸術品の数々が連なるホールを見て回りましょう。ショッピングがお好きな方は、フォーロムデアール (Forum des Halles) をチェックしましょう。また、テュイルリー公園 (Jardin des Tuileries) の緑や新鮮な空気を楽しむのも一興です。この地区には、クロード・モネが描いた有名な絵画、水連を所蔵するオランジュリー美術館 (Musée de l'Orangerie) もあります。
テュイルリー庭園から西に向かえば、人気のコンコルド広場 (Place de la Concorde) がある8区に着きます。
- 8区(エリゼ: Élysée)
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有名なブランドショップや劇場がひしめく広大なシャンゼリゼ通り (Avenue des Champs-Élysées) を歩けば、ナポレオンの勝利を祝った記念碑である、壮大な凱旋門 (Arc de Triomphe) にたどり着きます。凱旋門に向かうまでの道で遠回りし、フランス大統領が住まうエリゼ宮殿 (Élysée Palace) にも立ち寄りましょう。
エトワール凱旋門 (Arc de Triomphe) から南へ歩き、セーヌ川を渡れば、7区のエッフェル塔 (Eiffel Tower) にたどり着きます。
- 7区(ブルボン宮殿: Palais-Bourbon)
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お待たせしました!エッフェル塔を間近で見たら、ナポレオンの墓をもある軍事博物館と記念碑を擁する複合施設、 オテル・デ・ザンヴァリッド (Hôtel des Invalides) を散策しましょう。芸術好きなら オルセー美術館 (Musee d’Orsay) や ロダン美術館 (Musée Rodin) で時を忘れることができます。
オテル・デ・ザンヴァリッドとロダン美術館から東へ歩けば6区へと抜けられます。
- 6区(リュクサンブール: Luxembourg)
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サン=シュルピス教会 (Church of Saint-Sulpice) と第6世紀に建てられたサン・ジェルマン・デ・プレ教会 (Abbey of Saint-Germain de Prés) を堪能しましょう。フランス上院議員が集まるリュクサンブール宮殿 (Luxembourg Palace) の庭でリラックスし、ピカソやヘミングウェイ、サルトルも通っていた有名なカフェ、レ・ドゥ・マゴ (Les Deux Magots) とカフェ・ド・フロール (Café de Flore) を訪れましょう。
いずれかのカフェからサン・ジェルマン通り (Boulevard Saint-Germain) を東へ歩くと5区にたどり着きます。
- 5区(パンテオン: Panthéon)
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学生が多く住む、ソルボンヌ大学 (Sorbonne) のおひざ元、カルチエ・ラタン (Quartier Latin) の雰囲気をお楽しみください。飲み始めるのが早すぎるときは、サント・ジュヌヴィエーヴ (Sainte-Genevieve) の丘にあるパンテオン (Panthéon) からの川の景色を眺め、有名なシェイクスピア・アンド・カンパニー書店をチェックしましょう。
書店からまっすぐ北へ進み、セーヌ川を越えると、4区のノートルダム (Notre-Dame) へ抜けます。
- 4区(パリ市庁舎: Hôtel de Ville)
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圧巻のノートルダム大聖堂 (Notre-Dame Cathedral) はセーヌ川の中州、シテ島 (Île de la Cité) にあります。川を渡って市庁舎である、オテル・ド・ヴィルに向かうと、ヴォージュ広場 (Place des Vosges) でヴィクトル・ヒューゴの家を見ることができます。ひときわ目立つポンピドゥーセンター (Centre Pompidou) をお見逃しなく。ヨーロッパ最大の現代アートコレクションを誇ります。
ポンピドゥーセンターから北へ向かうと3区のパリ工芸博物館 (Musée des Arts and Métiers) にたどり着きます。
- 3区(タンプル: Temple)
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ヒップなブティックやカフェ、バーでひしめく歴史的なマレ地区 (Le Marais) を散策しましょう。ピカソ美術館 (Musée Picasso) の芸術作品を鑑賞し、中世の修道院に工業デザインを収容したパリ工芸博物館を訪れるのも一興です。この地区には4区まで広がる旧ユダヤ人街もあります。
ここからマジャンタ大通り (Boulevard de Magenta) を北へ歩くと、18区へたどり着きます。
- 18区(モンマルトルの丘: Butte-Montmartre)
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モンマルトル の丘には独特の雰囲気があります。 かつてはピカソやモネ、ゴッホ、ダリといった慣習にとらわれない画家のホームであったこの地区には、伝説のキャバレー、ムーラン・ルージュ (Moulin Rouge) がありました。丘の上の白い サクレ・クール寺院 (Sacré-Coeur Basilica) から素晴らしい街の景色を眺めましょう。
- その他
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パリのことをもっとよく知りたいですか?ノートルダム大聖堂の対角線上にあり、素晴らしいステンドグラスの飾り窓が目を引くサント・シャペルもチェックしてみましょう。また、20区にある世界的に有名な ペール・ラシェーズ墓地 (Père Lachaise cemetery) を訪れるのも良いでしょう。オスカー・ワイルドやエディット・ピアフ、ジム・モリソンをはじめとする著名人が眠っています。
いつもと違う塔を見る
もちろん、パリに来たからにはエッフェル塔ツアーを期待するでしょう。世界で最も知名度の高いアイコンですので当然です。でもエッフェル塔中心のプランを考える前に、考えてみましょう。エッフェル塔を見る上で最悪な場所とはどこでしょうか。
ヒント:エッフェル塔の上にあります。エッフェル塔の上から撮った写真には塔自体が写りません。それより、トゥール・モンパルナス (Tour Montparnasse) から見たスカイラインは最高です。また、凱旋門も素晴らしい撮影スポットです。
あらゆるグルメを堪能
パリは食の都でもあります。パン屋のない通りなど存在しないと言えるほどパン屋は充実しています。
ご利用の電車がリヨン駅 (Gare de Lyon) も止まるのであれば、知らない人はいないレストランル・トラン・ブルー (Le Train Bleu) で食事を楽しみましょう。この華やかなレストランは駅のホールを見下ろす位置にあり、高級フレンチ料理をいただくにはピッタリです。また、ロマンチックなモンマルトル地区やサン・マルタン運河沿いの控えめなブラッスリーでも食事を堪能できます。
緑を楽しむ
ロマンティックなパリの大通りを歩けば間違いなく楽しいでしょうが、12区を訪れたなら少し趣向を変えてルネ=デュモン 緑の遊歩道 (Coulée Verte René Dumont) まで足を延ばしましょう。この公園は旧国鉄高架線上に作られた初めての高架都市公園です。高架橋の上に位置するこの公園は下界の喧噪から逃れられるユニークな緑のオアシスです。
ハイケ(34歳)
「私は特にベルヴィル地区 (Belleville) が気に入っています。バーや手頃なレストランが多く異なる文化背景を持った人たちであふれているからです。食べ歩きがしたかったらフードマーケット (Le Food Market) がありますし、文化的な展示や博覧会を探しているならば、19区の サン・キャトル (Le Cent Quatre) へ足を延ばすと良いでしょう。」
鉄道でパリへ行く方法
パリへはヨーロッパのどこからでも鉄道で入国できます。パリには6つの主要駅がありますので、発着場所には気をつけましょう。 例えば、北側(オランダ、ベルギー)からの鉄道は通常 パリ北駅 (Gare du Nord)、南側からの長距離列車は リヨン駅 (Gare de Lyon) に到着します。
パリ発着の鉄道はすべて『ユーレイル時刻表』で確認できます。
アムステルダムからパリへ
バルセロナからパリへ
ジュネーブからパリへ
飛行機と公共交通機関
パリ着の国際便はほとんど北側のシャルル ド ゴール空港 (Charles de Gaulle Airport: CDG)に到着します。パリ中心部までの移動は、ここから RER 鉄道に乗れば30分もかかりません。国内線の主要空港はパリ オルリー空港 (Paris Orly: ORY) で、南側に位置しています。ここからオルリーヴァル空港シャトルに乗れば40分以内にパリに到着します。
パリを鉄道で旅する最も簡単な方法は地下鉄を利用することです。パリの地下鉄は密度が高く、市内のどこへでも移動できます。地上での移動を好む場合はバスもお勧めです。どちらの交通手段においても、片道€1.90のチケットを利用できます。また、10枚綴りのチケットで€16の回数券(カルネ: carnet)を利用することもできます。
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