北マケドニア1週間
ヨーロッパのバルカン半島に位置する美しい国、北マケドニア。豊かな文化、複雑な歴史、美しい山岳地帯と、見どころがたくさんの魅力的な地です。また、マケドニアの鉄道ネットワークは効率的で、ユーレイルを使って一週間以上の旅をするのにぴったりの目的地です。
目的地
北マケドニアの古い街々の歴史、文化と宗教を訪ね、オフリド湖で味わえる目を見張るような自然の美から国中に連なる壮大な山々まで、この国のすべてを満喫できる旅です。
1 - 2日目:スコピエ
北マケドニアの首都、スコピエ。多様な統治者の配下にあった歴史をもち、建築においても、食文化の面でも多彩な魅力のある旅の目的地です。
スコピエの街のシンボルとして名高い石橋を訪問。
店舗やカフェ、市場が立ち並ぶオスマン様式の旧市場でショッピングを満喫。
新鮮な空気が恋しいときには、近くにあるヴォドノ (Vodno) 山へのハイキングがおすすめ。
アクセス
スコピエは、隣国セルビアから鉄道で簡単にアクセスすることができます。ベオグラードからの夜行列車が10時間足らずで到着します。また、スコピエ国際空港へは世界中の多数の都市からのフライトが就航しています。
3 - 4日目:オフリド
オフリド(Ohrid)は美しいオフリド湖畔に位置する小さなリゾート地です。
軽食をバッグに詰めて、カネオ(Kaneo)の聖ヨヴァン教会へ出発。湖の素晴らしい眺めが楽しめ、ピクニックにぴったりのスペースもたくさんあります。
3kmにわたって続くビザンチン時代の市壁、サムイル要塞は、ぜひ訪れたい歴史遺跡です。
パラグライダー、カヤックやダイビングなど、アウトドアスポーツも楽しめます。
アクセス
スコピエからキチェヴォ(Kichevo)まで、列車で2時間弱移動します。オフリド湖はそこからバスで60分ほどです。
5日目: ビトラ
北マケドニア南西部の街、ビトラ(Bitola)は、同国南部の豊富な自然環境にほど近い地です。
ペリステル(Pelister)国立公園を訪問。素晴らしい植物や動物で名高い170平方キロメートルの美しい公園です。
徒歩で街を散策。時計塔(Saat Kula)、新(Yeni)モスク、ヘラクレア遺跡(Heraclea Lyncestis)など、珠玉の建築物が見られます。
街中を散策中にお腹が空いたら、レストランやカフェの立ち並ぶ美しい歩行者専用通り、シロク・ソカク(Širok Sokak)へ向かいましょう。
アクセス
ビトラへは、オフリドから予算に応じてバスまたはタクシーで行くことができます。車の場合の所要時間はおよそ1時間、バスの場合には約90分です。
6日目: プリレプ
北マケドニアの大都市のひとつ、プリレプ(Prilep)の歴史は長く、興味深いものです。
12世紀に建立された美しいトレスカヴェチ(Treskavec)修道院は街の北方8キロメートルの距離にあります。
徒歩で戻り、マルコ塔(Markovi Kuli)を見学。中世セルビアのマルコ・クラリエヴィッチ王子の名を冠した圧巻の景観の中に立つ塔です。
プリレプの旧市場は訪れて楽しいマーケットです。食べ物や雑貨など、購入の予定がなくても満喫できます。
アクセス
プリレプは列車でわずか30分の距離にあります。ビトラから1日に4本ほどの列車が運行しています。
7日目: テトヴォ
首都にほど近いテトヴォ(Tetovo)は、サル(Šar )山脈の麓に広がり、街の中央をペナ(Pena)側が流れる街です。
そびえ立つポポヴァ・シャプカ(Popova Šapka)へのハイキングで脚を伸ばしましょう。冬にはスキーヤーで、夏にはハイカーで賑わう地です。
1400年代半ばに建設された美しいサレナ(Šarena)モスクを訪問。
アラバティ・ババ・テッケ(Arabati Baba Tekḱe)を探訪。1538年に開設された修道院で、現在でもテトヴォ住民にとり非常に重要な意味を持ちます。
アクセス
テトヴォ行きの列車に乗り、北マケドニア周遊を締めくくります。ゆったりとした4時間の旅程で、首都スコピエで乗り換えが1回必要となります。
この旅程に適したパス
北マケドニアは、その魅惑的で複雑な歴史、文化と目を見張るような自然の美で知られる国です。1週間しか滞在できないけれども、できるだけ多くの見どころを回りたい方には、この手軽な7日間の旅程がおすすめです。マケドニアの魅力がもっとも詰まった地域とハイライトをいくつか体験することができます。マケドニア1カ国パスはこの旅程にぴったり。または、グローバルパスを利用して周辺諸国も一緒に訪れるのもよいでしょう。
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